![]() 神谷薫が清水寺を眺めるシーンがオープニングで使われている。清水寺というと清水の舞台が最も有名だが、そこと音羽の滝(柄杓でガブガブ飲むところですね)で満足して帰っていく人も少なくはない。しかしもう少し歩いて子安塔(こやすのとう)まで来ると、"遠くから清水寺全体を眺める"ことができる絶好の場所になるのだ。 清水寺は、司馬遼太郎氏の小説「新選組血風録」に収録されている"沖田総司の恋"の舞台になっている場所でもある。 |
![]() 子安塔から一望できる second opening |
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97年秋に来たときも一部修復中...98年春に来たときも修復中...99年春も修復中...99年末に修復が終わるとお寺の人が言っていた。
薫ちゃんはここから清水寺を眺めていました。 |
![]() 清水寺まで行くには何通りか道がある。清水寺が建てられた時にできた清水坂を通るのが本来の道だと思うが、"観光"としてはこの道はあまり使われないようだ。ほかに五条坂や茶わん坂などいろいろ道はあるが、私は東大路通りから八坂通りへ入り、八坂の塔を観て産寧坂(三年坂)を通っていくのが楽しいかな、と思う。この清水寺へ至る坂にも剣心関連の場所がたくさんあるので、これは別のところで紹介させていただく。
桜の季節、紅葉の季節、清水寺は異常な程混むと分かってはいるのだが、秋の休日も春の休日も恐ろしく混んでいた。しかし建築物の大きさ、豪華さに圧倒されて、他の人はさほど気にならなくなってくる。(というのは嘘でこれだけ人がいると大変) こんなに混んでいる清水寺も、さらに歩いて泰産寺の子安塔に来ると人もまばらになってくる。ここから清水寺を一望すると、オープニングで桜の下、清水寺を見つめる神谷薫と同じ気分だ(?)。私が行った時は一部改装中で少し残念だったが。しかし桜も美しいし、紅葉の時期に来ても景観を楽しめる。小安塔まで 来る人はあまり多くないので、しばらくゆっくりできる。帰りは、音羽の滝の水を飲んで賢くなっちゃってもいいし、途中の階段を下っていけば静かすぎて怖いくらいの木々の中を通り抜けることができる。 |
![]() 懸崖(けんがい)造り。高さ11m。 下から見るとさらに迫力。 |
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清水の舞台から自殺する(飛び降りて生きていたら願いが叶うという話もあって)者が後を絶たず、1872年(明治5年)明治政府は清水舞台からの自殺を禁止した。 |
![]() 「新選組血風録」司馬遼太郎 |
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滝の前の茶屋で餅を食べる沖田総司。怪しいとくっついてきた土方歳三まで"あも"(餅)を。 八の日にはここで沖田は人を待つ。しかし・・。 新選組血風録(小説です)を読んで来たらもっと楽しめる? |
清水寺の三重塔。桜がとてもきれい。朝早く来ると、清水寺までの道をゆっくり歩くことができて非常に良い。 | ![]() |
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![]() 【主な交通機関】 |
京都駅から市バス206![]() |
四条大宮(阪急連絡)、四条烏丸(地下鉄連絡)、四条河原町(阪急連絡)から市バス207![]() |
※ | 市バスの時刻等は京都市交通局 市バスダイヤのサイトへ |
【ちょっと便利情報】 帰りに人が多すぎてバスに乗れそうになかったら、四条河原町までがんばって歩いた方がむしろ楽かもしれません。30分くらいかかったと思いますが、途中に八坂神社があるのでそこで休憩をしても。 |
【京都旅行プラン例】 清水寺〜八坂神社/名所・名場面をめぐる(半日) |
制作/管理:比古原 ■ 情報/感想等お願いします |
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